XMで口座の残高がマイナスになった場合、その残高をリセットする方法があります。
ただし、ボーナスクレジットが残っている場合や取引中のポジションがある場合など、自動でリセットされない条件もあるため、「ゼロカットされない」「マイナス残高がリセットされない」と焦ってしまう場面もあるのではないでしょうか。
そこで本記事では、マイナス残高をリセットする手順と、リセットされない場合の対応策を詳しく解説します。
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XMでマイナス残高をリセットする4つの方法
XMでは、マイナスになった口座残高をリセットするために以下の4つの方法があります。
自動リセットを待つ
XMにはゼロカットシステムがあり、マイナス残高は自動的にリセットされる仕組みとなっています。
しかし、このプロセスは不定期であり、残高がリセットされるまでには数日から数週間かかることがあります。これは、XMがマイナス残高をリアルタイムで検知するシステムを持っておらず、周期的にリセットを行っているためです。
入金してマイナス残高をリセットする
マイナスになった口座に入金すると、残高が自動的にリセットされます。
XMでは最低入金額が5ドルなので、この方法が最もコストを抑えられます。入金によって、ボーナスクレジットや未決済ポジションとマイナス残高が相殺されます。
具体的には、
マイナス残高+ボーナス+未決済ポジション損益
この計算結果がゼロ以下であれば、入金すればマイナス残高はゼロにリセットされます。
別の口座から資金を移動してリセットする
別の口座からマイナス残高の口座へ資金を移動することもできます。この方法でも5ドルからの振替が可能です。
ただし、資金を移動する際には、マイナス残高を補填するため、移動後の残高がプラスになるかどうかを確認する必要があります。
XMPをボーナスに交換してリセットする
XMポイント（XMP）をボーナスに交換することで、マイナス残高をリセットすることができます。1XMPから交換が可能です。
こちらもマイナス残高とボーナス、未決済ポジションの損益を合計した金額が0以下であれば、XMPをボーナスに交換するだけで残高はリセットされます。
XMポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています！
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XMでマイナス残高がリセットされない条件
XMが導入しているゼロカットシステムでは、口座残高をリセットする機能がありますが、特定の条件下ではリセットされない場合があります。
ボーナスクレジットが残っている場合
XMの口座にボーナスクレジットが残っている場合、ゼロカットは実行されません。
これは、ボーナスクレジットが残っている限り、有効証拠金がプラスであると見なされるためです。ボーナスクレジットを含めた有効証拠金がマイナスになった時のみ、ゼロカットが適用されます。
未決済のポジションがある場合
未決済のポジションがあり、それによる含み益がある場合も、有効証拠金がプラスであると判断されます。そのため、口座残高がマイナスであっても、これらのポジションにより残高がプラスになる可能性があるため、ゼロカットは行われないことがあります。
未決済ポジションを持っている場合は、損益を見極めて適切な対応を取ることが重要です。
「XMでマイナス口座残高をリセットする方法をゼロカットシステムの仕組みから徹底解説」のまとめ
ここまでをまとめると、マイナス残高がゼロにリセットされない原因は、ボーナスが残っていたり、未決済ポジション損益でプラスになっている場合であることが分かります。
そのため、ゼロカットされない口座で取引を継続させたい場合には、下記の対処法が考えられます。
- ボーナスクレジットを利用して取引を続け、マイナス残高をプラスに転じさせる
- 未決済ポジションがある場合は、それらの損益を利用して残高をプラスにする
- マイナス残高が少額であれば、入金して取引を続ける
- ボーナスクレジットを使って意図的にロスカットを起こし、ゼロカット条件を満たすようにする
ただし、取引を通じてマイナス残高をプラスに変える必要があったり、時間がかかったりするデメリットが少なからずあるので、おすすめの方法としては、マイナス残高が発生した口座は見切りをつけて、追加口座で新規に口座を開設して改めて取引を行うことが費用対効果と時間対効果の両面から考えて、最も効率が良い対処法と言えます。
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