世界各国のトレーダーに支持されている「メタトレーダー(MT)」は、FX取引の定番ツールとして知られています。
このツールには、MT4とMT5という2つのバージョンが存在し、特にXMTrading(エックスエム)では、XM専用に最適化されたMT4とMT5を利用できます。
ただし、取引ツールが2つあると、どちらを選べばいいのか迷うこともあるでしょう。
そこで、ここではMT4とMT5の違いと各取引ツールの特徴を詳しく説明します。ぜひ本記事を参考に自分にあった取引ツールを探していきましょう!
XMで提供されるMT4とMT5の主な違いとは?
プラットフォーム | MT4 | MT5 |
---|---|---|
開発年 | 2005年 | 2011年 |
時間足 | 9種類 | 21種類 |
処理速度・動作スピード | 遅め | 高速 |
複数チャート表示 | 可能 | 可能 |
気配値ウィンドウ | 機能が少ない | 機能が多い |
板情報 | なし | あり※ |
デフォルトインジケーター | 30種類 | 38種類 |
カスタムインジケーター | 多い | 少ない |
自動売買 | 多い | 少ない |
両建て | 可能 | 可能 |
ワンクリック注文 | 可能 | 可能 |
モバイルアプリ | 機能が少ない | 機能が多い |
アップデート | 少ない | 頻繁 |
MT4もMT5も日本語で完全に利用できます。
市場に後から登場したMT5は、MT4の更新版として設計されました。しかし、カスタムインジケーターやEA(エキスパートアドバイザー)に関しては、MT4の方が現状では多くの種類に対応しています。それでも、利用可能なツールは年々増加し、MT5ユーザーも徐々に増加しています。
操作の速さ、時間の区分、インジケーターの種別など、両者の間にはいくつかの違いが存在します。
MT4の特徴と向いている人
すでにMT4を使用してFX取引を行っているトレーダーは、MT5に切り替える必要は必ずしもありません。
XMで自動売買システムを使用する予定がある方にも、MT4が適しています。もしMT4の使い勝手に不満があれば、XMでMT5を試してみるのも良いでしょう。
FX業者の対応範囲が広い
多くのFX業者が対応していることは、大きな強みになります。FX取引を開始する際には、まず口座の開設が必要となり、これはFX業者を通じて行うわけです。
MT4を使えば、対応していない業者を見つけることはほとんどなく、より多くの選択肢から選べるというのはメリットと言えます。
自動売買ツールの選択肢の豊富さ
自動売買ツール、特にEA(Expert Advisor)の選択において、どのFX業者の口座で使用可能かは重要な要素です。MT4を利用すれば、その選択肢も格段に増えます。
さらに、XMトレーディング口座で利用できるEAが数多くあり、これもまた相性が良いと評価されています。
多くの利用者と情報量の多さ
予想外に大きな利点となるのが、利用者が非常に多いことです。MT4はおそらくFX取引ツールとしては最も広く使われていると言えるでしょう。
現在他の取引ツールを使用している人でも、一度はMT4を経験している可能性が高いです。そんなMT4は、圧倒的なユーザー基盤を有しています。
利用者が多いということは、インターネット上の使用方法やレビューといった情報も豊富になりますので、問題解決がスムーズだったり、応用がしやすかったりするメリットもあります。
多彩なインジケータで予測をサポート
インジケータは将来の市場動向を予測するために、チャート分析をサポートするツールです。
移動平均線(MA/Moving Average)などの基本的なインジケータはMT4に限らず一般に提供されていますが、MT4の場合、トレーダーが独自に開発したインジケータが多数存在していることが特徴です。
長い歴史と多数の利用者がいることで、提供されているインジケータの種類も非常に多くなっています。
MT4の導入から使い方については、下記の記事で詳しく解説していますので、合わせてご参考ください。
詳しく解説しています!XMのMT4をダウンロードからログインまで使い方をまるっと解説!
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MT5の特徴と向いている人
FX取引をこれから始めるという人は、新しくて高機能なMT5を使ってみる価値があります。
また、スキャルピングなどの短期取引を主に行う場合、MT5の迅速な取引処理能力が大きな利点になり得ます。
MT4を進化させた次世代バージョン
MT4の進化したバージョンとして知られるMT5は、処理速度など基本性能が向上しています。
インターネット接続スピードが重めな方も、MT5を使用することでMT4を使用するよりスムーズな取引が可能です。
また、MT4で複数のインジケータを使用していて動作が遅くなってしまった方は、この機会にMT5への移行を検討しても良いかもしれません。
利用可能な時間足の豊富さ
メタトレーダーで確認できるチャートの時間足の種類は21種類あります。
MT4が提供する9種類の時間足も充分ではありますが、トレーダーの分析手法によっては合う合わないが出てきます。
例えば、スイングトレードを行う方は、週足、日足、4時間足の3種類で充分かもしれません。しかし、スキャルピングなどの短期取引を行う方は、MT5のように1分ごとのチャートが閲覧できる方が有利に作用することもあります。
取引ツールにおいては、選択できる時間足の数を設定で調整できるため、多いほうが利点になります。もちろん、不要な時間足は表示から除外できますのでその点も心配ありません。
充実した初期機能
初期状態で利用できる標準インジケータが豊富であり、アプリの機能もMT5の方が充実しています。
よく使用される機能が初めから組み込まれているため、後からユーザーが開発した機能を追加する必要が少なくなる可能性があります。また、標準で装備されている機能は、その動作の安定性が高いメリットもあります。
MT5の導入から使い方については、下記の記事で詳しく解説していますので、合わせてご参考ください。
詳しく解説しています!XMのMT5をダウンロードからログインまでの手順!MT4との違いも解説
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「XMの取引ツールMT4とMT5はどちらがおすすめ?機能の違いを徹底比較!」のまとめ
XMのトレードで利用できるメタトレーダーであるMT4とMT5という取引ツールについてご紹介しました。
どちらを使うかはご自身の相性や向き、不向きもありますので、XMでの取引に慣れてきたら、MT4とMT5を比較して、ご自身が使いやすい方を選択しても構いません。
どうしても迷うという方は、現在MT4を使われている方は引き続きMT4を、XMで初めてメタトレーダーを使うという方は、MT5からスタートする形をおすすめします。
◆XMの口座解説方法と手順を図解で詳細したページはこちら!
詳しく解説しています!XM口座の開設方法!会員登録からリアル口座開設までの画像付き手順
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